2010 年 1 月 10 日

すぐに〈ステップ0〉を始めよう

by koji

ここまで読み進めてきて、過去に十分〈ステップ0〉をしてこなかった人は焦りを感じているかもしれない。〈ステップ0〉で就職活動の成否が決まってしまうのであれば、自分にはもう希望がない……。
でも、そう考える必要はない。世の中には千差万別、多種多様な会社や仕事があり、そこで求められている資質や能力はすべて違う。さらに人の成長スピードも、その人によってまったく異なる。これまでに私は数多くの「〈ステップ0〉不足」の学生と出会ってきたが、その場で意識を変え、その後の行動を変えた人は、いずれもそこから成長が始まっている。「そうなんだ」と気づいて以降、驚くべき速度で伸びる人がいる。今からでも決して遅くはない。
まして、後で述べるように、世の中の仕組みは「新卒→定年」という終身雇用に代表される「新卒就職一発勝負」の時代から、生涯のキャリアを通じた長期間のレースで自分自身の幸福を勝ち取る時代に変化している。そこでは「成長し続けること」が何よりも大事だ。「就職活動」という一点のみに人生がかかっているかのような幻想はもはや捨てるべきだ。
過去は悔やんでも変えられない。未来を思い悩んでも、それは未来になってみないとわからない。何か行動できるのは今この瞬間だけ。きっかけは何にせよ、あなたがこの本を手にしたということは、このメッセージを聞くべき意味があるということだ。

明日は、就活の「早期化」はほんとうに問題なのか(01/11)です。

佐藤孝治の新刊『〈就活〉廃止論 会社に頼れない時代の仕事選び』(2010年1月16日発売PHP新書)をこのブログで日々連載中です。

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目次
はじめに(12/24)


第1章「就活」の時代は終わった
「就活」は賞味期限切れ(12/25)
誰が次世代の人材を育てるのか(12/26)
企業への「所属」は頼りにならない(12/27)
安定とは休みなく進化しつづけること(12/28)
終身雇用と新卒採用は一体だった(12/29)
有名大学至上主義の背景(01/04)
なぜインターンシップが増えたのか(01/05)
変わる個人と会社の関係(01/06)
「就活」時代の終わりの始まり(01/07)


第2章「就活」の<ステップ0>
勝負はスタート時点でついている(01/08)
料理のおいしさは素材で決まる(01/09)
すぐに<ステップ0>を始めよう(01/10)
就活の「早期化」はほんとうに問題なのか(01/11)
学生のキャリア意識の高まり(01/12)
研究室と企業の関係(01/13)
人を育てる機能をどこが担うか(01/14)
企業から人材育成力が失われた(01/15)
みんなで人を育てよう(01/16)
「学び」と「仕事」を共存する(01/17)
「プロ学生」の時代がやってくる(01/18)
社会で役割を果せる力をつけろ(01/19)
目次の続きはこちら



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